家具のお手入れ方法
家具はお手入れ次第でいつまでも快適に使えます。お気に入りの家具を末永く使っていただくための、家具のお手入れ方法をご説明いたします。
木製の家具類
塗装をしたもので艶のあるもの
- 2〜3日に一度は柔らかい布でからぶきしましょう。
- 汚れのひどい時は、石鹸水を少し浸した布、または市販の家具用クリーナーで汚れをとり、ワックス、シリコンなどでみがきます。ワックスなどは専用のものが市販されています。
塗装をしたもので艶を消したもの、メラミン化粧板のもの
- 基本的には、から拭きだけで止めてください。
- 汚れのひどい時は、その部分だけを石鹸水を少し浸した布で汚れをとり、そのあと必ず柔らかい布でから拭きします。
- 家具用ワックスやシリコンを使いますと、ムラになりますので絶対にさけてください。
- デコラなどメラミン化粧板のテーブルは、さっと水拭きして、そのあと水気の残らないように乾いた布でから拭きします。しょうゆ、油は、中性洗剤液を浸した布で拭くと落ちますが、そのあとも必ずから拭きします。
白木のもの
- ホコリを払ってからやわらかい布で拭きましょう。
- ものによっては白木用ワックス(市販)で拭いておくと、汚れがしみ込まず、いつまでもきれいに使えます。
- 桐タンスのようなものは、水分、油分は禁物ですから注意してください。
- 日光によって変色しやすいので注意しましょう。
ソファー、椅子、ベッド類
布張りのソファー、椅子など
- 汚れは軽く叩くか、ブラシ、歯ブラシなどでこすり、電気掃除機ですい取ります。
- 飲み物などの汚れは中性洗剤を含ませた布で拭き取り、油の場合はベンジンを含ませた布で吸い取り、いずれの場合もその後にぬるめのお湯を含ませた布で拭き取ってください。
合成皮革張りのソファー、椅子など
- 汚れは市販の専用クリーナーを使って拭き取ってください、汚れは少ないうちに手当するのがコツです。
- 濡れた布でたびたび拭くと、細かいひび割れができる原因になりますのでさけてください。
革張りのソファー、椅子など
- 汚れは市販の革専用のクリーナーを使って拭き取るのが安全です。
- シンナー、ベンジンは皮をいためますから、絶対使わないでください。
- バックスキンの汚れは、ブラシ、歯ブラシでブラッシングするか、良質の消しゴムを使うにとどめるのが安全です。
籐製の椅子など
籐製品は石鹸水で拭くと黄色に変色することがあります。食塩水で拭くと変色しません。
じゅうたん、カーペット、敷物など
- 新しいうち5〜6ヶ月は掃除の時に遊び毛が出るのが普通です。これが出終わるとつやが出てきれいになります。電気掃除機を使う場合は毛並みにそってかけましょう。
- 月一度はぬるま湯に市販の洗剤を入れ、タオルをよくしぼって表面を拭いてください。好天の日を選んで拭きましょう。