家具ご使用上のポイント
家具を便利に使うためには、設置の仕方や使い方への気配りが欠かせません。ご使用になる上で気を付けたいポイントをご紹介いたします。
置き場所
- 家具はできる限り平らな場所で水平に設置するよう心がけてください。ゆがんだ場所に設置すると、転倒やゆがみ、可動部の不良(扉が開かないなど)の原因になります。
- 直射日光が当たる場所や冷暖房器具の近くなど、高温・湿気・乾燥の著しい場所での使用は避けてください。色あせ、カビなどのほか、木材の接着剤が剥がれたり、ひび割れなどの弊害がでるおそれがあります。
- 家具の近くでストーブや照明器具などを長時間使用すると、低温発火の原因となることがあります。
点検
脚、ネジ、金具類などに緩みやグラツキがないか、ときどき点検をすることをお勧めします。ネジなどの緩みによって家具の変形が起きる場合や、ときに転倒にまでつながるおそれがあります。日頃から点検を怠らず、もし緩んでいる場合には、早めに締め直してください。
椅子類
椅子を踏み台代わりにするなど、座る目的以外では使用しないようご注意ください。転倒し、ケガや破損の原因になりかねません。
箱物・キャビネット類
- 家具の安全性を高めるため、収納物は家具の下段に重い物を入れるよう心がけてください。
- 扉や引き出しを同時にいくつも開けて使用することは避けてください。重心が前方に偏り家具が転倒するおそれがあります。
デスク・テーブル類
天板の上に熱い物や底のザラついた物を直接置くと、塗装面の変色やキズの原因になります。また、ビニールやガラスを長時間、じかに乗せておくのも塗膜や木部に良くありません。
小物類
- ポールスタンドに物を掛ける際は、倒れないように掛けてください。支柱やフック金具にぶら下がったり、無理な力を加えることは避けてください。
- 電子レンジや炊飯器など消費電力の大きい家電製品は、家具に付属のコンセントを使わず、壁から直接電源をとっていただくようお勧めします。