もしもこんな時には・・・
傷を付けてしまった!壊れてしまった!そんなもしもの場合でも、簡単になおせることが多々あります。補修の方法や知って得する知識についてご紹介いたします。
塗面にすりきずができたとき
- 小さな傷で、塗面の色が濃い色の場合は、同系色のマジックペンで着色すると目立たなくなります。
- 布にラッカーシンナーをしみこませ、きずの部分を軽く拭くと目立たなくなります。
- 白くなっている時は、目の細かいサンドペーパーをかけて市販のスプレー式のクリヤーラッカーをうすく2,3回吹き付けます。吹き付け量が多すぎますと、かえってきたなくなりますから注意してください。
桐タンスがへこんだとき
へこんだ部分に水をゆるめにしぼった布をあて、その上から中温のアイロンをあてると、元に戻ります。
引き出しがかたいとき
- 引き出しが湿気を帯びている場合は乾燥させ、かたい所にはロウか固形石鹸をぬります。
- それでもかたい時は、こすれている面をサンドペーパーでこすります。刃物でけずるのは失敗の原因となります。
引違い戸がかたいとき
- 家具の上に重いものを置くと、かたくなる原因になります。
- 大半は上部の溝に原因があります。正しくはまっているか確認して、こすれている箇所があればサンドペーパーで少しけずります。
洋服ダンスの引き戸がしまらないとき
- ハンガー、ネクタイ、衣類などがはさまっていないか確認しましょう。
- 原因の多くは設置場所が水平でない場合です。水平を保つようにタンスの下に板きれや厚紙をはさんでください。
テーブル、鏡台に白い輪じみができたとき
- 少量のアルコール、またはラッカーシンナーを布にしみ込ませ、軽く拭くと目立たなくなりま す。
- 消えない時は、細かいサンドペーパーで表面の塗膜を軽くこすり、市販のスプレー式クリヤーラッカーを吹き付けます。
テーブルがぐらつくとき
- 原因の多くは脚の接合部のナットのゆるみです。4カ所を交互に、徐々にかたく締めていくのがコツです。
- 接着がぐらついている時は、いったんはずしてから穴の中をきれいにして、木工用ボンドを多めにつけて再び組み立て、一日放置してください。
フローリングの床が傷つくとき
食堂椅子やソファーの脚のところにフェルトキーパーというものを付けると傷つきにくく、食堂椅子の場合は軽く出し入れしやすくなります。フェルトキーパーは貼るタイプと打ち付けタイプがあります。