良い睡眠を取る上で大事な、お布団と枕。昨今、再ブームとなっている羽毛布団と、寝るときには欠かせない枕についてご説明いたします。



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羽毛布団・枕

良い睡眠を取る上で大事な、お布団と枕。昨今、再ブームとなっている羽毛布団と、寝るときには欠かせない枕についてご説明いたします。

羽毛布団について

羽毛布団とは?

羽毛布団とは、ダックやグースといった水鳥の羽毛を充てんした布団のことです。保温性に優れ、人間の健康的な睡眠に最適であることから、健康寝具として、人気、評価を得ています。水鳥の羽毛には厳しい自然環境を生き抜く機能が備わっており、その機能が生かされているのです。

羽毛ふとんの特徴

羽毛布団と羽根布団との違い

それぞれの布団に入っているダウンとフェザーの違いによって、羽毛布団と羽根布団とが分かれます。ダウンが50%以上のものを羽毛布団といい、フェザーが50%以上のものを羽根布団といいます。ダウンは、水鳥の胸部から腹部に多いタンポポ状の羽毛で、空気を多く含んでいます。一方フェザーは、一般的に羽根と呼ばれる部分で、湾曲した羽軸を持ち弾力性があります。ダウンは一羽の水鳥から極めて少量しかとれない貴重なもので、ダウンの量でお値段も変わってきます。

羽毛布団の選び方

枕について

枕はなぜ必要なのでしょうか?

  1. 頚椎の湾曲を理想的な状態に保ちます。
  2. 頭寒足熱の状態を作り、安眠できる環境を作ります。
  3. 寝返りの補助をします。

枕選びのポイント

肌触り(フィット性)
素材によって感触、音、におい、フィット感が異なりますので、自分の好みに合ったものをお選びください。また、構造や素材の組み合わせによっても寝心地が変わります。
吸湿発散性
吸湿性の高い素材を枕に用いることで、発汗によって生じた湿気を吸収し、発汗作用を阻止せずにスムーズに循環させることができます。ソバガラ、羽根、わたなどは吸湿性、スピードとも優れた素材です。発散性能の高いピローの詰物は、ソバガラ、羽根などのほか、通気性の高いパイプなどがあります。
通気性・放熱性
通気性が良ければ、熱を含んだ空気を早く逃すために放熱性が良くなります。パイプなどの樹脂素材のほか、ソバガラ、羽根、などが通気性の高い素材です。
保持性・弾力性
詰物には頭部の重さを支え、高さを保つ素材が必要です。一般に硬い素材は保持性が高いのですが、頭を乗せたときの感触が悪いために、弾力性を兼ね備えた素材として、パイプ、羽根、ポリエステルわた、ウレタンなどの素材を組み合わせたものがあります。

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