書斎・フリースペース
地下室や屋根裏を賢く利用して、生活にゆとりや潤いをもたらすスペースをつくりましょう。
干渉されないスペースづくりは家族円満の秘訣
いくら仲の良い夫婦でも、たまには独りになりたいときもあるものです。また、お互いに干渉されない場を持つことは、とても大切なことだと思います。スペース的に難しい場合は、寝室にそれぞれの書斎コーナーをつくるなどのひと工夫で生活に幅が生まれます。寝つけない夜など、相手に遠慮することなく読書やパソコンに没頭することもできて便利です。
階段下や屋根裏部屋を利用して書斎づくり
面積に余裕のない住まいでは、書斎など、自分だけのスペースを持つのはぜいたくだと考えがちです。しかし、階段下や地下室、屋根裏部屋などを活用すれば、書斎づくりは可能です。必要なことは通風状態を整えることぐらいで、つくり付けの家具などを設置すれば、たった一畳でも、自分だけのスペースがつくれます。
屋根裏と地下室の排熱、防水対策は万全に
屋根裏は、かなりの高温になる場所であるため、排熱対策は欠かせません。まず、屋根断熱で屋根からの熱の進入を減らし、タイマー付きの換気扇で熱気を出すなどの対策が考えられます。物を収納する際には、熱の影響の少ない物を収納するべきでしょう。
地下室では、防水、湿気対策を十分に実施することが大切です。通常は鉄筋コンクリートづくりですが、土に接する部分は少し厚めにコンクリートを打ち、外側で防水したり、内側にブロックなどで壁をもう1枚つくるなど、万全な防水を期す必要があります。